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曜変天目と Learning to be
先日、奈良国立博物館で開催された「藤田美術館展」に行ってきました。
目的は、そう、世界に3つしかないと言われる謎多き国宝、
「曜変天目茶碗」を拝むためです。
3つの貴重な茶碗はすべて日本にあり、
その一つが大阪の藤田美術館にあります。
そして藤田美術館が2022年にリニューアルオープンするそうで、現在休館中。
そこで奈良国立博物館で、藤田美術館が所蔵しているコレクション公開が実現したようです。

月並みですが、
まるで宇宙を内包するような、
なんとも神秘的な。
列に並んでみるので、あまりじっくり見れない。
限られた時間の中で、わたしを含め全員必死に目を凝らしてました。
それがまた、曜変天目も凄かったけど、
他のコレクションも素晴らしかったのです。
量がすごいので体力は相当消費しましたが、
それを打ち消す程のパワーがありました。
話すと長くなるので割愛しますが...。
リニューアルオープンが楽しみですね。
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実はここまでは前置きで、
私が一番心に響いたのは、
その後に映像コーナーで見た藤田美術館の現館長、
藤田清さんの言葉でした。
だいたいこんな事をおっしゃっていたと思います...。
「先人達が作った芸術作品を残し、それを公開することは、
見た人に感動を与え、それについてもっと知りたい、学びたいという気持ちを生みます。
そして学ぶ事をすると、それまで知らなかった作品の奥行きが見え、
もっともっと深い感動を味わうことができます。
そしてその感動は人生を豊かなものにし、人を幸せにする。」
言葉は違ったかもしれませんが、そんな内容でした。
そしてわたしが博物館に行く前にたまたま読んでいた本が、
" 学び "について書かれた本だったのですが、
その本から得た、学びとはなんぞ?の答えをなんとなくまとめて、
メモしていた言葉を思い出しました。
メモ↓
「学びとは、誰かに強いられるものではなく、
自らの世界を広げて感動を深いものにし、幸せを増やしていく事。
またそれを伝えることによって、
周りの人をも幸せにできるという可能性を持っている。」
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違う体験で得たものがリンクする事ってたまにあって、
それってなんだか嬉しいですよね。
わたしは本を読んで学びたいし、美しいものもたくさんみたい。
そしてちょっとだけでも人の心に残るものを作りたい。
全部繋がってるんだな〜と思いました。
貰ったものを、自分ができる方法で伝えていけたら、
それもまた幸せな事ですよね。
そしてまだまだ学びが足りないわたしは、
まだまだ伸び代があるんだな〜と思うことにします。笑
長い文章、最後までお読みいただきありがとうございます。
最後に「学ぶこと」について学んでいたらちょっぴり感動したので、
言葉を残しておきます。
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Learning to be
「生きるための学び」
学ぶことは人格の完成を目指すもの。
異なった文化を尊重し合い、共に生き、平和な世界を作ること。
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STRIPES
シマオカケイコ